1日の歯磨き回数

みなさんは1日に何回くらい歯を磨いているでしょうか?厚生労働省の調査によると1日2回が49.1%(2人に1人),1日3回が21.2%(4.5人に一人)との結果が出ています。間食などのことを考えると少し少ない気もしますが,どうでしょうか。

歯周病の成り立ちを分かりやすく図解しましたので参考ににしてください。 

 

ブラッシングやり方.jpg

 

 

歯周病のセルフチェックです。

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歯周病の予防も治療も一番大事なのは歯磨き(ブラッシング)です。歯垢・歯石の付着しやすい場所が把握できたら,その部分を重点的に磨いてください。歯垢・歯石の除去ができれば沈着するペースを遅くすることができます。歯ブラシの持ち方や当て方など,ちょっとしたことで歯磨きの精度は大きく変わってきます。参考にしてください。

 

汚れが付きやすいところ.jpg

 

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歯ブラシについて

@) 最適な歯ブラシのデザイン

  同一被験者が同一時間,同一方法で異なる4種類の歯ブラシでブラッシングを行った際の,各 歯ブラシのデザイン間の統計学的有意差は認められなかったことがClaydonらにより報告されています。しかしどのデザインも完ぺきに歯垢(プラーク)を除去できたわけではなく,隣の歯同士に隙間があいているような歯周病の方には歯間ブラシ(しかんブラシ)やデンタル・フロスなどの補助的な歯ブラシが必須であることが示唆されています。

 

A) 歯ブラシの交換時期

  最初に歯磨きの重要性や磨き方を習っている方には新しい歯ブラシでも古い歯ブラシでも歯垢は工夫すれば除去できることが報告されています。しかし残念ながら新しい歯ブラシを使用しても完全に歯垢は除去できないことも証明されており,ここでも補助的な歯ブラシの必要性が強調されています。

 

B) 電動歯ブラシ VS 手用歯ブラシ

   電動歯ブラシは各メーカーにより機能の違い,単純に比較することは難しいですが,Siciliaらによると電動と手用での歯垢除去効果に統計学的に有意差が認められませんでした。しかし過去の他の文献を比較すると電動の方が効果的とする論文も散見され,どちらとも言えないのが現状のようです。ただ私見ですが,適切に充てるべきところに適切な力で使用するなら電動の方が効果がありそうです。ただ使用の仕方を誤ると,弊害が大きいのも電動でしょう。

  臨床では矯正治療中の患者さまでは電動歯ブラシは有効であることが示唆されていますので,使ってみるのも良いかもしれません。折角,歯並びが綺麗になるのですから,歯自体も綺麗に方が良いでしょう。

 

歯周病のお手入れ お薦め

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 1998年USA todayに“Floss or Die”という記事が一面に記載されました。歯周病と全身の病気との関係が明らかにされ,歯周病を予防することがとても大事なことを主張しています。
 デンタル・フロスは北米では6割を超える人が使用していますが,日本では15%程度です。 
歯周病の予防には歯ブラシだけでなく,歯と歯の間の汚れを除去すると効果的です。 当院ではGC社製のルシェロ フロスをお勧めしています。
 
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このデンタル・フロスは極細のマイクロファイバーが1400本から構成され,吸水性も高めているため,従来のデンタル・フロスと比較してプラーク除去率が格段に上がっています。
詳しくはGC社のHPを参考にしてください。
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