医療費控除

1)医療費控除とは?
医療費控除とは、生計を一にする(日常生活の糧を共有していること。つまり、同じ財布で生活していることをいいます)配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合に、その医療費のうち一定の金額を所得から控除することをいいます。

 

 

2)医療費控除を受けるための条件は?
一年間に支払った医療費の金額(保険金などにより補填される場合はその金額を除いた金額。以下同)が10万円(所得が200万円未満の方の場合は所得の5%の金額)を超えることが条件になります。

 

 

3)医療費控除の控除額は?
一年間に支払った医療費の金額が上記の金額を超える場合には、その超える部分の金額が控除額となります。

 

 

4)医療費控除を受けるための手続は?
医療費控除を受けるためには、毎年315日までに前年分の確定申告書を作成し、前年分の医療費の領収書を添付して税務署に提出することが必要です。

 

 

5)なんでもQ&A
 

Q1.歯列矯正の費用は医療費控除の対象となりますか?
⇒医療費控除の対象となる医療費は、あくまで「医療」のための費用です。子供の成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の矯正のように、患者の年齢や目的から矯正が必要とされる場合は対象となりますが、美容のために行う矯正は対象となりません。

 

Q2.インプラントなど自費診療の代金は高額ですが、医療費控除の対象となりますか?
⇒「医療」のための費用であれば、基本的にその金額の多寡にかかわらず医療費控除の対象となります。ただし、その病状に応じて一般的に支出される水準を著しく超えないことが条件とされます。
 

 

Q3.健康保険組合から診療代について助成金が出たけれど医療費控除に関係ないですか?
⇒健康保険組合からの助成金や高額療養費に該当する場合の給付金は医療費から差し引かなければなりません。また、申告時までに助成金等の金額が確定していない場合は、見込額を差し引くこととされています。


 

Q4.クリニックで歯ブラシを購入したけど、これも医療費に含まれますか?
⇒歯ブラシや歯磨き粉は医薬品ではありませんので、医療費に含まれません。


 

Q5.通院のためのタクシー代についても医療費控除が受けられると聞きましたが・・・?
⇒通院費は医療費に含まれます。ただし、「通常必要なもの」に限られているため、公共交通機関が優先されます。したがいまして、電車やバスがある場合においては電車賃やバス代相当額までが医療費とされ、タクシー代の全額が医療費となるわけではありません。
 

 

Q6.自家用車で通院していますが、ガソリン代や駐車料は通院のための交通費になりますか?
⇒医療費控除の対象となる通院費とは、他者によるものに限られています。したがいまして、自家用車で通院している場合のその費用は医療費控除の対象となりません。


 

Q7.子供の通院に母親が付き添う場合の母親の交通費も対象になりますか?
⇒患者の年齢や病状からみて付添人が必要であれば、付添人の交通費も対象となります。


 

Q8.年末に診察を受けたときに手持ちがなくて支払うのが翌年になってしまったけど、この場合はどちらの年の医療費になりますか?
⇒医療費控除は実際に支払った年において受けることができます。したがいまして、この場合は翌年分の医療費となります。

 

Q9.年末に診察を受けてクレジットカードで支払った場合、引落が翌年になるけどどちらの年の医療費になりますか?
⇒クレジットカードで支払った場合は診察を受けた年の医療費となります。

 

Q10.領収書をなくしてしまった! どうすればいいでしょう?
⇒領収書がない場合は基本的に医療費控除を受けることができません。再発行してもらうのが無難でしょう。ただし、やむを得ない場合は治療を受けた人の氏名、支払年月日、支払先、支払金額などの明細をメモしておけば控除を受けられる可能性があります。

 

Q11.具体例をあげて教えてもらいたいのですが・・?

 

 

 

 

 

給与収入 300万 医療費9.6万円以上 1万円につき 500円 控除   5% 
給与収入 500万  医療費10万円以上  1万円につき1000円 控除 10% 
給与収入 800万  医療費10万円以上  1万円につき2000円 控除  20% 

 

 

 

 

 

 

 

 

→ 医療費控除について,もっと知りたい方はこちら

 

*国税庁のHPも非常に参考になるので参考にしてください。

→ 国税庁のHPはこちら

 
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